標準報酬月額の境界額早見表|この月給ラインを超えると等級が上がる

「あと月給がいくら増えると、社会保険料の等級が1つ上がるのか」——昇給の提示を受けたときや、4〜6月の残業を増やすかどうかを考えるときに気になるラインです。このページでは、健康保険の全50等級の間にある49本の境界額を1枚の表にまとめました。等級ごとの保険料額をまとめて確認したい方は標準報酬月額・保険料額早見表もあわせてご覧ください。

最終更新:2026年7月23日

この表の見方

健康保険の標準報酬月額は、第1等級(5万8,000円)から第50等級(139万円)までの50段階に区分されています。下の表は、この標準報酬月額が1つ上の等級に切り替わる「境界額」を、隣り合う等級どうしの間=49本のラインとしてすべて並べたものです。基準になるのは特定の1か月の給与ではなく「報酬月額」——定時決定であれば4〜6月に受けた報酬の平均額、随時改定であれば固定的賃金が変わった月から3か月間の報酬の平均額です。この報酬月額が表の左端「この額に達すると」の金額に届くと、その行の右側にある等級(後)に切り替わります。

「本人保険料計」は、健康保険(協会けんぽの2026年度全国平均料率9.90%を労使折半)と厚生年金(保険料率18.3%を労使折半した本人負担分9.15%)を合計した、本人負担分の月額です。40歳未満・介護保険料の負担がない方を前提にした概算で、境界の前後の金額と、その差である「増える額(月)」をあわせて掲載しています。

境界額は等級が切り替わる瞬間の「ライン」なので、そのラインをまたぐかどうかだけで保険料の増減が決まります。昇給や残業増が今の等級の幅の中に収まるのか、それとも上の等級まで押し上げるのかを見分けたいときに、この表が役立ちます。

境界額早見表(全49本)

健康保険の標準報酬月額・全50等級の間にある49本の境界を、報酬月額が小さい順にすべて並べました。自分の今の報酬月額に近い行を探すと、次の等級まであといくらか、保険料がいくら増えるかを一度に確認できます。

標準報酬月額の境界額早見表(2026年度・全49本・本人負担の月額・概算)
この額に達すると 等級(前→後) 標準報酬月額(前→後) 本人保険料計(前→後) 増える額(月)
63,000円1 → 258,000円 → 68,000円約10,923円 → 約11,418円+約495円
73,000円2 → 368,000円 → 78,000円約11,418円 → 約11,913円+約495円
83,000円3 → 478,000円 → 88,000円約11,913円 → 約12,408円+約495円
93,000円4 → 588,000円 → 98,000円約12,408円 → 約13,818円+約1,410円
101,000円5 → 698,000円 → 104,000円約13,818円 → 約14,664円+約846円
107,000円6 → 7104,000円 → 110,000円約14,664円 → 約15,510円+約846円
114,000円7 → 8110,000円 → 118,000円約15,510円 → 約16,638円+約1,128円
122,000円8 → 9118,000円 → 126,000円約16,638円 → 約17,766円+約1,128円
130,000円9 → 10126,000円 → 134,000円約17,766円 → 約18,894円+約1,128円
138,000円10 → 11134,000円 → 142,000円約18,894円 → 約20,022円+約1,128円
146,000円11 → 12142,000円 → 150,000円約20,022円 → 約21,150円+約1,128円
155,000円12 → 13150,000円 → 160,000円約21,150円 → 約22,560円+約1,410円
165,000円13 → 14160,000円 → 170,000円約22,560円 → 約23,970円+約1,410円
175,000円14 → 15170,000円 → 180,000円約23,970円 → 約25,380円+約1,410円
185,000円15 → 16180,000円 → 190,000円約25,380円 → 約26,790円+約1,410円
195,000円16 → 17190,000円 → 200,000円約26,790円 → 約28,200円+約1,410円
210,000円17 → 18200,000円 → 220,000円約28,200円 → 約31,020円+約2,820円
230,000円18 → 19220,000円 → 240,000円約31,020円 → 約33,840円+約2,820円
250,000円19 → 20240,000円 → 260,000円約33,840円 → 約36,660円+約2,820円
270,000円20 → 21260,000円 → 280,000円約36,660円 → 約39,480円+約2,820円
290,000円21 → 22280,000円 → 300,000円約39,480円 → 約42,300円+約2,820円
310,000円22 → 23300,000円 → 320,000円約42,300円 → 約45,120円+約2,820円
330,000円23 → 24320,000円 → 340,000円約45,120円 → 約47,940円+約2,820円
350,000円24 → 25340,000円 → 360,000円約47,940円 → 約50,760円+約2,820円
370,000円25 → 26360,000円 → 380,000円約50,760円 → 約53,580円+約2,820円
395,000円26 → 27380,000円 → 410,000円約53,580円 → 約57,810円+約4,230円
425,000円27 → 28410,000円 → 440,000円約57,810円 → 約62,040円+約4,230円
455,000円28 → 29440,000円 → 470,000円約62,040円 → 約66,270円+約4,230円
485,000円29 → 30470,000円 → 500,000円約66,270円 → 約70,500円+約4,230円
515,000円30 → 31500,000円 → 530,000円約70,500円 → 約74,730円+約4,230円
545,000円31 → 32530,000円 → 560,000円約74,730円 → 約78,960円+約4,230円
575,000円32 → 33560,000円 → 590,000円約78,960円 → 約83,190円+約4,230円
605,000円33 → 34590,000円 → 620,000円約83,190円 → 約87,420円+約4,230円
635,000円34 → 35620,000円 → 650,000円約87,420円 → 約91,650円+約4,230円
665,000円35 → 36650,000円 → 680,000円約91,650円 → 約93,135円+約1,485円
695,000円36 → 37680,000円 → 710,000円約93,135円 → 約94,620円+約1,485円
730,000円37 → 38710,000円 → 750,000円約94,620円 → 約96,600円+約1,980円
770,000円38 → 39750,000円 → 790,000円約96,600円 → 約98,580円+約1,980円
810,000円39 → 40790,000円 → 830,000円約98,580円 → 約100,560円+約1,980円
855,000円40 → 41830,000円 → 880,000円約100,560円 → 約103,035円+約2,475円
905,000円41 → 42880,000円 → 930,000円約103,035円 → 約105,510円+約2,475円
955,000円42 → 43930,000円 → 980,000円約105,510円 → 約107,985円+約2,475円
1,005,000円43 → 44980,000円 → 1,030,000円約107,985円 → 約110,460円+約2,475円
1,055,000円44 → 451,030,000円 → 1,090,000円約110,460円 → 約113,430円+約2,970円
1,115,000円45 → 461,090,000円 → 1,150,000円約113,430円 → 約116,400円+約2,970円
1,175,000円46 → 471,150,000円 → 1,210,000円約116,400円 → 約119,370円+約2,970円
1,235,000円47 → 481,210,000円 → 1,270,000円約119,370円 → 約122,340円+約2,970円
1,295,000円48 → 491,270,000円 → 1,330,000円約122,340円 → 約125,310円+約2,970円
1,355,000円49 → 501,330,000円 → 1,390,000円約125,310円 → 約128,280円+約2,970円

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厚生年金は第32等級(標準報酬月額65万円)で頭打ちです。標準報酬月額が65万円を超える境界では厚生年金の本人負担額は変わらず、増える額はすべて健康保険料の差になります。都道府県ごとの正確な料率は健康保険料 計算機でご確認ください。

注意:判定は「平均」で行われます

表の境界額は、あくまで「報酬月額の平均」が基準です。残業などである1か月だけ一時的に境界額を超えても、その場で等級が変わることはありません。実際に等級が切り替わるのは、次の2つの手続きを通じてです。

随時改定の改定月が7〜9月にあたる場合は、その年の定時決定は行われず随時改定が優先されます。どちらの方法で平均を出すかによって、この表のどの境界に該当するかが変わる点に注意してください。

また、この表の保険料は40歳未満の方を前提にした健康保険と厚生年金の合計です。40〜64歳の方はこれに介護保険料が加わり、このほか子ども・子育て支援金(本人負担0.115%)と雇用保険料(本人負担0.5%・総支給額に対して計算)も別途給与から天引きされますが、この表には含まれていません。

この表の使いどころ

「この表の見方」で説明した境界額の考え方をふまえると、この早見表は次のような場面で特に役立ちます。

よくある質問

報酬月額が境界の額とぴったり同じときは、どちらの等級になりますか?
表の左端「この額に達すると」の金額「以上」で、右側の上の等級になります。報酬月額がその金額ちょうどになった時点で、上の等級(後)が適用されると考えてください。実際の等級区分の詳細は標準報酬月額・保険料額早見表もあわせてご確認ください。
等級が上がるのは損なのですか?
保険料の天引き額だけを見れば増えますが、それだけで「損」とは言い切れません。厚生年金保険料を多く払えば将来受け取る老齢厚生年金が増え、健康保険の傷病手当金・出産手当金なども標準報酬月額に連動して増えます。等級が上がることは、負担と給付の両方が増える中立的な変化だと捉えられます。また、等級は本人が選べるものではなく、実際に受け取った報酬の実績にもとづいて機械的に決まる点も押さえておくとよいでしょう。
逆に等級が下がる場合の境界も、この表でわかりますか?
はい。この表は等級が上がる方向で並べていますが、同じ境界額を反対方向に読めば、降給などで報酬月額がその額を下回ったときに等級が1つ下がるラインとしても使えます。「等級(前→後)」と「標準報酬月額(前→後)」を逆に読み替えてご利用ください。
ご注意:本ページの境界額・保険料額は、協会けんぽの全国平均料率(2026年度9.90%)と厚生年金保険料率18.3%をもとにした概算です。実際の保険料は、勤務先が所在する都道府県の料率、加入先(協会けんぽ/組合健保/共済組合)、標準報酬月額の決定方法や端数処理により異なります。個別の税務・社会保険のご相談にはお答えできません(運営者情報参照)。最新の保険料額表は必ず協会けんぽ・日本年金機構などの一次情報でご確認ください。
出典・参考資料